VOL.218 『 所作を乱すもの 』
「心が乱れると所作も乱れる」
これは確かなことですが、それ以外にも、所作を乱すものがあります。
動きづらい服
装脱ぎ履きしにくい
靴出し入れしづらい
バッグ髪がすぐに顔にかかる
…などなど。
レッスンに来る際、この辺りのことまで意識している方は
所作に集中できているのが分かります。
「物」が所作に与える影響を考える
服装やバッグなんて、好きなものでいいでしょう?と思うかもしれないけど
たとえば、
脱ぎにくい靴を履いてきてしまって玄関でモタつく。
筆記用具をカバンの奥底からゴソゴソ探して引っぱり出す。
お辞儀のたびに髪が顔にかかるので、毎回首を振ったり手で直す。
短いスカートを履いてきてしまい、立ち座りの度に、裾を引っぱって直す。…
などなどしていると、
ひとつひとつは些細なことだけど、その度に少しずつ気が散ってしまう。
この『小さな気の散り』の積み重ねが、落ち着きのない所作に繋がります。
所作と機能美
逆に、
スッと脱ぎ履きできる靴でスムーズに出入りし
バッグも出し入れしやすく中もきちんと整理してあるので必要なものを速やかに取り出せ、
動くたびに髪を気にすることもなく、立ち座りの時にスカートを気にすることもない。
早すぎず、ぎりぎり過ぎず、5分前に着いてゆったり支度をし、
席に着いてからも少し雑談をする余裕がある。
…ということであれば、余計なことに気を散らさず、
目の前のことに集中して取り組め、所作も穏やかでスマートです。
女性にとっておしゃれは大事だけど機能性もとても大事。
所作は【機能美】とも言われます。
”機能的かつ美しい”
というのが理想ですね♪
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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