VOL.382『きき上手』チェック

今日は「きき上手」について考えてみようと思います。

あなたは「きき手」or「話し手」どちらに回ることが多いですか?

こう質問すると、もちろん会話相手にもよると思いますが

「どちらかというと『きき手』だと思います」

という感じで答える方が多いです。

 

では、本当の意味でちゃんと話を聴けているか

簡単なチェック項目を挙げてみましたのでチェックしてみてください。

 

きき上手チェック10項目

□ 表情豊かに聴ける

□ 腰を折らず最後まで聴き切れる

□ 相手の言葉を否定しない

□ 声のトーンやテンポを合わせられる

□ しっかりリアクションを返せる

□ 相槌のレパートリーが豊富だ

□ 質問をして話を広げられる

□ 相手の話を要約しながら聴ける

□ 自分の考えも適度に返せる

□ 表面的な言葉だけでなく意図を汲もうとしながら聴いている

 

いかがだったでしょうか。

普通の会話において、本当に「きき上手」な人は、

かなり ”積極的に働きかけて” います。

 

ただ聞いているだけじゃない

しっかりリアクションしたり、

広げたり掘り下げたりする質問をしたり、

内容に合った相槌を返したり、

相手の話が長くなれば、うまく要約してまとめたり、

要は【発話のスキル】がとても高い。

 

その上で、話を最後まで聴ける集中力もあるし、

相手を理解しようとする想像力と共感力がある。

だからついつい喋ってしまう。

本当に人の話をしっかり聴くってかなりのスキルです。

 

 

最後が大事

昔に読んだ國分康孝氏(心理学者)の著書の中にあった

「一番伝えたいことというのは

最後の最後にようやく出てくるもの」

という一文がとても心に残っていて、

話している本人も、

本当に本当の気持ちというのは意外とわかっていなくて、

話を聴いてもらっているうちにだんだん分かってくるんですよね。

 

色々な聴き方のスキルがあるけれど

とにかく最後まで聴いてみなきゃ分からない

というのを肝に銘じています。

 

先ほどチェック項目を10個あげましたが

もし今自分がやっていないことがあったら

是非できそうなことから試してみてください。

きっと会話が変化すると思います(^_^)

 

さて次回は、所作の基本に立ち返って

『きちんと座れてますか?』というテーマで話してみようと思います。

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

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