VOL.467『声の表情』

会話において、話の内容や言葉遣いはもちろん大事ですが

同じくらい意識したいのが「声の表情」です。

たとえば、声のトーン。

・高いトーン
・低いトーン

それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

◆高いトーンのメリットは

明るい、さわやか、若々しい印象であること。

一方、デメリットは

騒々しさや、軽薄な印象になりがちなこと。

キンキンした声は不快感を与えやすいので

普段のトーンが高めの人は、少し速度を落として

ゆっくり話すように意識すると、デメリットの部分が軽減します。

 

◆低いトーンのメリットは、

落ちついている、安定感のある印象であること。

一方、デメリットは

暗い、消極的、やる気のないような印象になりがちなこと。

ボソボソした話し方だと、デメリットの面が強く出やすいので

普段のトーンが低めの人は、口をちゃんと開けて話すこと、

語尾まで言い切ること、を意識するようにします。

 

 

ちなみに私自身は、無意識だととても声が低いので

人と話すときは少しトーンを上げるように心がけています。

 

ただ、10年くらい前、明るいトーンを意識しすぎて

気がついたらキンキン声になってしまっていたことがありました。

そのことに気づいてからは少しトーンを抑えて、

自分にとっても発声しやすい丁度良い声の高さになるように

今も微調整を繰り返しています。

 

自分の声が好きじゃない、という人は多いです。

生まれ持った声を変えることは難しいかもしれないけれど

声のトーンや抑揚、声量、滑舌など「声の表情」を変えることは

練習次第でいくらでもできます。

 

言葉そのものも大事ですが、同じ言葉でも

それを伝える「声」によって伝わり方が大きく変わります。

ぜひ一度、自分の「声のトーン」を客観的に分析してみてください。

分析は簡単。

スマホで会話を録音して聞くだけです(^_^)

私もそうやって自分のキンキン声に気付きました。

 

今週は、声のトーンを意識して過ごす一週間にしてみてください。

きっと「声」以外の変化も感じられるんじゃないかと思います♪

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

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