VOL.508『効率と非効率』
最近「タイパ」という言葉をよく目にするようになりました。
「タイパ」とは、タイムパフォーマンスの略で
費やした時間に対する満足度や得られる効果のこと。
私は20代の頃プログラマーだったのですが、
プログラマーとは、常に
「もっと時間短縮できないか?」
「手間を省くことはできないか?」と考え続けている、
とにかく効率化大好き人間の集まりだったと感じています。
タイパなんて言葉がなかった大昔から
タイパ重視な人はたくさんいました。
私自身も、時間を無駄にするのは大嫌いだし、
仕事も家事も勉強も効率化したいし、動画も基本は倍速再生です。
「時は命なり」なので、”時間対効果”をなるべく高めたい
という気持ちはけっこう強めです。
ですが、その一方で
ものすごくじっくり時間をかけて一杯のお茶を淹れたり、
あえてメールではなく手紙を書いたり
好きなカフェのためだけに4時間かけて那須まで行ったり、
アテもなく散歩したり、とても非効率な
「愛すべきムダな時間」もたくさん過ごしています。
どちらもすごく大事。
そして「所作」も、効率と非効率の両面をあわせ持っています。
動きの無駄をそぎ落として洗練させていく一方、
「間」や「残心」など、丁寧に時間をかけることで、そこに心を表現していく。
【メリハリ】なんですよね。
無駄を徹底的に省くことと、あえて時間をかけること。
私にとってはどちらもすごく大事。
所作においても生活においても。
あなたは、どんな時間の使い方をしていますか?
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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