VOL.600『「良い比較」と「悪い比較」』

人と自分を比べない。

比較するのは良くない、と言われます。

でも実際は、「良い比較」と「悪い比較」があるんだろうなと思います。

以前、コーヒーの学校に通っていた時、卒業試験としてグループワークがありました。

年齢も職業も何も共通点のない人たちが即席でグループを作り、

一つのものを作り上げなきゃいけない。

メンバーはなかなか個性的で

「オペラ」というケーキが題材になると、

歌劇のほうのオペラの歴史や音楽のことまで派生して丹念に調べあげてくる人。

講義内容を一言一句ノートに書き、きれいにまとめている人。

授業内容はあまり理解してないけど、コミュニケーション力が抜群な人。

などなど、面白い方々が集まっていました。

そんな中で私は、メンバーそれぞれの個性に合った役割分担を考え、ワークを進行させる、

という役割を自然と担っていました。

自分の個性・特性は、人の中に入ることで浮き彫りになる。

他者の存在によって自分の得意が分かる。

そういった比較は「良い比較」

自分を知るための比較です。

一方、悪い比較は、「優劣」をつける比較

○○さんにできることが私にはできない

○○さんはあんなに素敵なのに

○○さんはあんなにすごいのに

お姉ちゃんに比べてあなたは…

のようなもの。

この比較はホント良くない。

今書いているだけでなんかいやな気持ちになる(涙)

優劣なんてない。

違いがあるだけ。

優劣をつけるとき、自然と

・相手のできることと

・自分のできないこと

を比較している。

自分にもできることはある。

どうせ比べるなら、

「自分の特性を知るための比較」をしたいですね。

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

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