VOL.608『アドバイスか、老害か』
お笑いコンビの博多華丸・大吉さんが
飲み会での後輩の所作に苦言を呈した、という記事を読みました。
華丸さん曰く、
瓶の底にわずかに残ってぬるくなったビールを
先輩のグラスに注ぐの、おかしくない?と。
(実際は、博多弁で冗談っぽく言っていたようです)
また大吉さんは、
大人数での飲み会で、最初に届いた生ビールを先輩の前に置くと
他の人の分が運ばれるのを待っている間に泡が沈んでいくため
先輩には最後に届いた新しい生ビールを渡すのがいいのでは、と。
これを受けてSNSでは
老害、時代錯誤、面倒くさい、これが若者が飲み会を嫌う理由…
といった声があがった、とのこと。
皆さんはどう感じますか?
私は正直すごく勉強になりました。
自分はお酒が全く飲めないので、
酒席での気の利かせ方がよく分かりません。
なので非常に興味深い内容でした。
気遣いにも、ある程度の知識や経験が必要なんですよね。
たとえば、食後に薬を飲もうとしているお客様に「水ください」と言われて
氷の入った水じゃ飲みにくいだろうな、ということに
気づける人と気づけない人がいます。
気づけなかった人も、一度丁寧に教えてあげれば
次は常温のお水をもっていこうかな、という選択肢ができるはず。
わずかに残ったビールを先輩に注ぐのを失礼だと感じる人がいることを知れば、
じゃあ次からは新しいものを開けよう、となります。
ただそれだけのこと。
あくまで「気遣い」なので強制するのは違うけれど、
ちょっと教えてもらうだけでも、コミュ力がぐっと上がる。
なんでもかんでも、老害、時代錯誤、○○ハラ、となってしまうと、
本当に何も言えなくなってしまいます。
皆さんはこの記事、どう感じますか?
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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