VOL.617『居ずまいをととのえる』
「所作を丁寧にする」とは?
復習8週目のテーマは、【居ずまい】です。
「居ずまい」とは、座り姿のこと。
「居ずまいを正す」という言葉には
・姿勢よく座る
・気持ちを改める
この2つの意味があります。
姿勢を正すと、スッと心と態度が改まる感覚がありますね。
座り姿のポイントは
『下半身はどっしりと、上半身は軽やかに』
丹田(下腹)に意識をむけ、お尻を引き締め、
下半身はどっしり大地に根を張るイメージ。
逆に上半身は、肩の力が抜けていて、
一筋の煙がスーと立ち上るようなイメージ。
上半身と下半身は、意識の方向が全く違います。
この感覚を実感しやすいのが「正座」です。
正座は苦手な方も多いですが、
非常に骨盤を立てやすく、身体が安定しやすい座り方。
今、正座ができる状況の方は、ぜひ試してみていただきたいのですが
座りましたら、
まず丹田(下腹)を引き締め、腰をしっかりと立てます。
お腹を引っ込めつつ、おへそを縦に引き伸ばすイメージで
上半身を上に引き上げます。
首をすっと長く伸ばしたら、ストンと肩の力を抜きます。
姿勢が整ったら、顎を少し引き、目線はまっすぐ一点を見定め、
ふぅーーーっと深い呼吸を。
姿勢、目線、呼吸、すべてが整うと、
気持ちが落ち着き集中力がグッと増します。
10秒でできるので、時間がない、などと言わず
ぜひやってみてくださいね。
とても清々しい気持ちになれます。
◆所作美人のヒント◆
所作の基本は「姿勢」
美しく座れていますか?
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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