VOL.619『室内での歩き方』

「所作を丁寧にする」とは?

復習10週目のテーマは【室内での歩き方】です。

外での歩き方(ウォーキング)については

過去にまとめた記事があるので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

【歩き方編】まとめ1~5

私が和の礼儀作法を学んでいて本当に素敵だなぁ…と感じるのは

周りの人への配慮が非常に細やかなところです。

たとえば室内での歩き方。

(和室での考え方にはなりますが)

床に座っている人の目線は、イスに比べてかなり低くなります。

目線が低い分、歩いている人の足さばきが目立ちます。

また歩幅を広くとったり速足で歩くと

座っている人の近くで足がバサバサ動くことになります。

当然 足音も響きます。

室内で歩く際に意識したいことは

【風を立てず、音を立てず】

歩幅を少しせまくするだけでも、

風は立ちにくくなり、音も静かで、見た目にも落ち着いた印象になります。

座るときもドカっと座らず、脚の筋肉をしっかり使ってゆっくり座ります。

(正座の座り姿については、先々週の記事「居ずまいを整える」)

これは和室限定の話では?と思われるかもしれませんが

集合住宅であれば足音は静かな方がいいですし

我が家は洋室にラグを敷いた「床座スタイル」なので目線は和室と同じです。

空間が広く使えますし、

小さなお子さんがいたりすれば床座のお宅は少なくありません。

自分の家はイス生活でも、訪問したお宅が床座ということもあります。

普段からクセづけておいて損はないです。

室内での歩き方を意識している方は意外と少ないのではないかと思います。

ぜひ今日からちょっとだけ意識してみてくださいね。

◆所作美人のヒント◆

所作の美しい人は

室内での歩き方以外でも

風や音を立てない動きを意識しています

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

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