VOL.389『正座のススメ』

以前、イスの座り姿を説明した際

「上虚下実」という言葉をご紹介しました。

(最近しつこい位この言葉を出しているのは、それだけ大事ってことです)

 

実は、イスでこの感覚を得るのはなかなか難しいのですが

姿勢も整いやすくて、「上虚下実」を実感しやすいのが

「正座」です。

 

正座はイスに比べると、非常に骨盤を立てやすく

上半身が安定しやすい座り方。

 

もし今ご自宅にいらっしゃる方は、

クッションを敷いてもいいのでちょっと正座をしてみてください。

 

 

一日一分、正座ワーク

座ったら、まず丹田(下腹)を引き締め、腰をしっかりと立てます。

お腹を引っ込めつつ、おへそを引き伸ばすイメージです。

脚の付け根辺りに体重を乗せるようにすると骨盤が安定します。

 

次に首をすっと上へ伸ばし、肩の力を抜きます。

手は重ねずにそれぞれの両ももの上に指先を揃えて置きます。

指先が揃っているかどうか、きちんと目で見て確認してください。

 

上半身が整ったら、目線はまっすぐ

5メートル先を見据えるようにフラフラさせず一点を見定めます。

そしてそのまま深い呼吸を三回ほどゆっくり行います。

 

姿勢、目線、呼吸、すべてが整った状態で、1分ほどキープ。

キープしている間も、呼吸はゆっくりと。

 

気持ちが落ち着き、集中力がグッと増します。

簡単な瞑想のようなイメージです。

 

正座で慣れてきたら、イスでも
同じようにできるようになります。

 

たった一分です。

時間がない、なんて言わず、ぜひぜひ、やってみてください。

きっと清々しい気持ちになれると思います(^_^)

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

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