VOL.327『ハロー効果』
『ハロー効果』は、有名な社会心理学の用語なので
ご存知のかたも多いと思います。
容姿や服装、年齢や肩書など、分かりやすい特徴にひっぱられて
それ以外の部分も判断してしまうことです。
例えば、立派な肩書で身なりがしっかりしていることで信頼できそうだと感じたり、
逆にみすぼらしい格好だと、仕事ができなさそうだなぁ、と感じたり
良いほうにも悪いほうにも働きます。
所作を美しくすることも、ハロー効果に繋がりますね。
相手に、しっかりとした印象、品のある印象、
誠実そうな印象を与えることができます。
ただ、ハロー効果は「認知のゆがみ」なので
実際以上に良く見えています。
(なので詐欺師はハロー効果をとても巧みに使います)
フィルターの存在を自覚しておく
相手のハロー効果に惑わされている可能性は往々にしてあるので
冷静に判断するためには、
「今の自分の判断にはハロー効果が働いているんだ」
と自覚することが大事。
自覚するだけで客観的になれますし
そこからしっかりと相手を観て、思い込みを捨てて向き合うことは
人を見る目を養うことにもつながります。
ちゃんと相手を見ているつもりでも
知らず知らずのうちにフィルターがかかっているもの。
ちゃんと「その人自身」を観たいですね。
これは、相手からハロー効果を”受けた” 場合の話。
次回は、自分がハロー効果を”与える” 方の視点で考えてみますね。
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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