VOL.470『強さとしなやかさの秘訣』
4月に入り、新年度が始まりました。
電車も今までよりも心なしか混雑している気がします。
教室をやっていると、入塾のお申し込みが増える時期があります。
主に、12月~1月の年末年始と、3月~4月の新年度の時期です。
他には、誕生日を迎えたり、転職をしたり、結婚をしたり、
子どもが独立したり…といった、
いわゆる「節目」の時に、人は何かを始めたくなるようです。
「竹」に「節目」がある理由は、強度を高めるため。
竹は中身が空洞ですが、ストローのような単なる空洞だと、すぐに折れ曲がってしまう。
そこで、節(仕切り)を作ることで、強度を高めています。
しかも、全てが等間隔なわけではなく、根元に近い方は節の間隔を狭くして、より丈夫に。
真ん中の辺りは、節の間隔を広くして、しなやかに“しなる”ようになっている。
そうすることで、強い風が吹いても、力を逃せるようにしてあるのだとか。
(近畿大学農学部スペシャルサイト
井上昭夫教授/里山生態学研究室より)
竹は、強さと柔軟性を併せ持ちます。
その秘訣が「節」。
節があるから真っすぐ強く立っていられるし
節があるから、外からの力を受け流せる。
芯の強さとしなやかさは、所作においても目指す姿。
まさに竹のようなイメージですね。
娘は今、新しい環境に慣れるのに必死の様子です。
毎日しんどそうにしているのを親としては見守ることしかできませんが
それらの経験一つ一つが彼女を強くしてくれるはず。
私自身も、4月から新しいことに挑戦します。
人生における節目の一つ一つが人を強くしなやかにしてくれる。
そんな背景にある「芯」は、所作にも必ず自然と表れます。
今頃の時期になると、いつもこのことを思い出しています(^_^)
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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