VOL.323『やる気を高め、維持するには?』
前回・前々回と、たくさん「量」をこなすことの大事さについて書いてきました。
◆前回の記事
でも、たくさん練習したり、それを継続するためには
どうしたって【やる気!(高い意欲)】が必要ですよね。
気合だけでは、続きません。。
学ぶ意欲を高める方法は、色々あると思うのですが
今日は【ARCSモデル】をご紹介します。
教育心理学者ジョン・ケラーが提唱した
「学習意欲を高める4つの要素」です。
1、注意(Attention)
2、関連性(Relevance)
3、自信(Confidence)
4、満足感(Satisfaction)
この4つの頭文字をとっています。
これは、学校の授業で生徒のやる気が出ないのはなぜなのだろうか?
ということで考えられた動機づけの方法なのですが、
自分自身の学ぶ意欲を高めるヒントにもなると思っています。
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1、注意(Attention)
『おもしろそう!』と思うこと。
やはり興味・関心は意欲の源。
最初は良くても、マンネリにならないよう工夫が必要です。
2、関連性(Relevance)
『やりがいありそう!』と思うこと。
心のどこかで、何のためにやってるんだろう?
これってやる意味あるの?と思いながら、やる気は出ません。
やる意味・意義を持てることが大事です。
3、自信(Confidence)
『やればできそう!』と思うこと。
できないばっかりでは自信を失ってしまいます。
小さくても「できた!」という体験を重ねるようにしたいですね。
そのためには、目標を小さく刻むこと。
ステップをできるかぎり低くして、一歩一歩、達成感を得ながら進みます。
4、満足感(Satisfaction)
『やってよかった!』と思うこと。
ささやかでも、学んだことが実際に役に立つ経験をしたり、
人から褒められたり、ゴールを達成できたことを自分でちゃんと認めたりしながら、
満足感を感じるようにします。
反復練習はどうしても単調になりがち。
前回も書きましたが、やみくもな根性論ではなく、
これら4つの気持ちを得られる”工夫”をしながら(頭と心を使いながら)
自分で自分の意欲を高めてたくさん学びを重ねていきたいですね。
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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