VOL.386『所作も細部に神が宿る』
~*~ 神は細部に宿る ~*~
このメルマガでも時々出てくるフレーズですが、
「細部をおろそかにしては、全体の美しさは得られない」
という意味のドイツの建築家の言葉だとされています。
では、所作における細部ってどこでしょう?
もちろん色々な「細部」がありますが
たとえば「指先」
ペンを正しく持てていますか?
これは、正しく持った方が見た目がきれいとか、
字がうまくなるとか、そういう話では、ありません。
正しくないと、必ずどこかに
無駄な力が入っているはずなんです。
人差し指、親指、あるいは中指、手首かもしれませんが、
おそらくどこかに力が入ります。
その「力み」は、指先から、腕~肩~首へと繋がって
姿勢のくずれにも繋がっていきます。
指先から、全体へ
ペンの持ち方が良くない人は、
ほぼ100%、書く時の姿勢が良くありません。
姿勢が悪くなれば、呼吸も浅くなり、集中力も下がります。
指先の感覚が、体全体へと繋がっていくわけです。
逆に言えば、指先を意識することで、
全体が整っていく、とも言えます。
大人になってからでも
箸の持ち方を直す方は多いですが、
なぜかペンの持ち方を直す方はほとんどいません。
わざわざ直すほどのことでも…と思うのかもしれませんが、
細部が全体に影響を与えます。
ためしに今週は、「指先を意識すること」を
テーマに過ごしてみてください。
ペンの持ち方、
箸やフォークの持ち方、
コップの持ち方、
ドアノブの掴み方…etc
そして、どんな影響があるか、
ぜひ感じ取ってみてください。
何か気づきがあったら、メールで教えてくださいね。
アウトプットすることの意義は、想像以上に大きいです(^_^)
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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