VOL.393「あらためて『見た目』の重要性」

1952年に出版された太宰治の「人間失格」は、

2006年に表紙だけを一新したことで

古典的文学作品としては異例の大ヒットとなりました。

 

あるカフェでは、

中身はそのままでクリームソーダの盛り付け方をおしゃれにし、

見せ方を変えたことで売上が昨年の5倍になったとのこと。

 

こういった事例は数多くあり、

「見た目」が人の感情に与える影響の大きさがよく分かります。

 

中身よりも見た目が大事?

だからやっぱり見た目って大事だよね、

…という話がしたいわけではありません。

 

いくら見た目が大事、と言っても、

中身がないのにあるように見せるとか実力以上に見せるとか、

もちろん、そういうことでもありません。

 

「中身と外見」に関しては、

アートディレクター佐藤可士和さんの、

【外見と中身を分けて考えている人がいるが

 “外見は一番外側の中身”なんです】

という言葉が一つの答えだと思ってます。

 

以前の私はまさに、外見と中身を分けて考えていて、

中身こそ大事、だと強く思っていました。

 

そんな時【外見は一番外側の中身】という言葉に出会い、

とても衝撃を受け、それ以来ずっと大事にしてきました。

 

中身と外見は、

どっちの方がより大事か、といった話ではなく、

中身と外見は地続きで、外見も中身の一部分なのだと。

 

 

所作を磨くことは、内面を磨くことにつながる

所作も、人から見える部分という意味では「見た目・外見」です。

でも「所作という見た目」も、自分の中身の一部分。

所作を磨くべく努力することは、そのまま内面を磨くことになっている。

 

もしも…所作を意識することで、見た目の方に偏っている感じがしたり、

なんとなく中身がおろそかになっているような気がすることがあれば

“外見は一番外側の中身”という言葉を思い出してください。

外身を磨くことは、そのまま中身を磨くことにも繋がっています☆

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

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