VOL.392『価値観が表れるもの』
前々回のメルマガで、
所作には、「今は改まった場面ですよ」という【雰囲気】をつくる力がある、
というお話をしました。(覚えていますか?^^)
場の雰囲気を作り出すもう一つのもの
所作以外にも、そういった雰囲気を作り出すものが色々あります。
その一つが「言葉遣い」です。
丁寧な言葉や敬語を使う時は
その背景に何らかのメッセージが含まれています。
ちなみに敬語は、
◆年上、年下などの年齢
◆親しいか親しくないかの距離感
◆立場や役割(先生と生徒など)
◆身内か他人か(社内とお客様など)
といった要素を基準に、
使うか使わないかを判断しています。
また、人間関係以外ですと、
◆面接や告別式のような「改まったシーン」なのか、
◆同僚との飲み会のような「カジュアルなシーン」なのか、
といった「場面・状況」も関係してきます。
「目上」だけではない敬語の要素
「敬語」ときくと、目上かどうか、だけだと思われがちですが、
色々と複雑な要素が絡みあって使い分けているわけです。
自分が、
今をどういう場面だと認識しているか、
相手のことを、
どういう人(立場)だと認識しているか、
どういう距離感だと認識しているか、
などが、言葉遣いに表れている、ということですね。
もし、相手の言葉遣いに違和感を覚えたとしたら、
自分と相手との間に、それらの【認識のギャップ】があるのかもしれません。
「言葉遣い」という切り口で人間関係を見てみると、
自分と相手の考え方の違いなどが垣間見えて興味深いですよ(^_^)
*~*~*~*~* ~*~*~*~*
今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
★2018年までのメルマガバックナンバーは こちらのブログで全て読めます。
★2019年以降のバックナンバー一覧は、こちら からどうぞ。