VOL.462『自分の考えを言葉にするのが苦手な人へ』

毎回レッスンの最後に、振り返りとして

気付いたことや感じたことを書き留めてもらっているのですが

びっしり書いている方がいる一方、

一行だけ当たり障りのないことをちょこっと書いて終わりの方もいます。

その方が何も感じてないかと言えば全然そんなことはなくて、

あれこれ質問していくと、いろんなことを感じ取っているんです。

それを「言葉」にしていないだけなんですね。

 

でも言葉にしないと伝わらないので

何も感じなかったのかな、とか

興味がなかったのかもな、とか

真剣に取り組まなかったのかも?とか

誤解を生んでしまうこともあるでしょう。

 

そうそう、誤解されやすい人の特徴NO.1は

「言葉が足りない人」だそうです。

 

では、言葉にするのが苦手な人はどうすれば良いのでしょうか。

 

 

先ほど、

「あれこれ質問していくと、いろんなことを感じ取っている」

と書きました。

 

自分の考えを言葉にできない人というのは、

言語化そのものが苦手、というよりも、その“前の段階”で、

自分の考えや気持ちを“掘り下げるくせ” がついていません。

言ってみれば思考停止状態です。

なので、何も思いつかず、当たり障りのない無難な言葉でやり過ごしてしまう。

自分の言葉にならないんです。

 

でも掘り下げる方法は簡単です。

自分に「なんで?」と聞くこと。

私があれこれ質問するように、自分で自分にあれこれ質問するんです。

 

「素敵だと思った」で終わらせず、

なんで素敵だと思ったんだろう?

なんで特にこの部分に心惹かれるんだろう?

なんで?なんで?と自分に聞いてみる。

そうすると自分だけの答えが出てくる。

 

自問自答するクセが付くと、

自分の感情と向き合うのが上手になる。

いつも一般論でやり過ごすくせがつくと、

感性が鈍って“気づき”を得る機会も減ってしまう。

まずは「一般論に逃げない」と決めること。

 

自問自答してみて、結果的に月並みな表現になったとしても

自分の考えを丁寧に探った上で出てきたなら、それは自分の言葉です。

自信をもって伝えてくださいね(^_^)

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

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