VOL.499『つもり症候群』

わかったつもり、できてるつもり、

やってるつもり、理解したつもり、

伝えたつもり、聞いたつもり、

確認したつもり、覚えたつもり、

つもり、つもり・・・

 

「つもり」と「実際」の間には大きなギャップがあるけれど

恐ろしいことに、自分ではそのことにほとんど気づくことができない。

“やってるつもり”なのだから気づけるはずがない。

 

わかっているつもり=実際はわかっていない

できているつもり=実際はできていない

なのだけれど、わかっているつもりだと

それ以上、掘り下げることをやめてしまうかもしれないし

できているつもりだと、

それ以上、練習する必要を感じないかもしれない。

 

つもり症候群は、著しく成長を妨げるから、なんとか回避したいところ。

周りにズバッと指摘してくれる人がいればラッキーだけど、

いない場合は自分でつもり症候群になってないか時々チェックするしかない。

 

 

チェック方法としては、「自分の言葉でアウトプット」してみること。

例えばレッスンで何か学んだとき、

話を聞いた時点では、本当にちゃんと理解した気になるんだけれど

10分後くらいに、さっきの内容、説明してみてもらえますか?

と聞くと、一言も言葉が出てこない、ということが良くあります。

 

“自分の言葉で説明できるか”、一度必ずチェックすると良いです。

 

もう一つは、「結果」に目を向けてみるということ。

やってるつもり、ではなく、実際にやっている、実践している

ということであれば、必ず何らかの結果、成果、変化があるはず。

そういったものが感じられないとしたら、つもりになっているのかも。

 

今は、Googleで調べればどんなことでも答えが得られるし

YouTubeを開けばいろんな先生が何でも教えてくれるし

Kindleで山ほど本も読めるし、知識はいくらでも入ってくる。

目と耳だけで、つい分かった気になってしまうから

口と手を使って、アウトプットする、実践する、

自分の血肉にする、というところまでできる限りやろうって

気を付けるようにしています。

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

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