VOL.504『感性を磨くツールをもつ』
「手紙」って書く機会ありますか?
おそらく多くの方は、手書きで手紙を書くことは
ほとんどないかもしれませんね。
手紙を書き慣れていない方が、
もしきちんとした手紙を書こうと思ったら
きっと体裁をネットで調べると思います。
「拝啓」や「謹啓」のような頭語を書き、
そのあとに時候の挨拶を書いて、
一字下げて主文に入って…という感じで。
季節の挨拶文も、何を書いたらいいかよく分からなければ、
「11月 時候の挨拶」とかで検索し、良さそうなものを選んで、とりあえず書き写して・・・
とか色々やっていると、「手紙って堅苦しいなぁ」となると思います^^
自分の言葉ではない「借りものの言葉」で挨拶を述べたりしているのですから
それは堅苦しく感じるでしょうし、儀礼的で意味のないものに感じるのも無理はないかもしれません。
私は以前、よく手紙を書いていました。
ただ最近は、私が手紙を出すことで、お相手に返事の気遣いをさせるよなぁ
と思い、あまり書かなくなりました。
ただ、今思うと、手紙をよく書いていた頃は
季節の移り変わりにとても敏感だったんですね。
便せんや切手の柄にも季節感があるし、
手紙にどんな風に書こうかなと思うから
道の草花や気温により意識が向いて、
自分の言葉で時候の挨拶が書けるようになる。
手紙というツールを通して、
季節の移ろいを楽しむ心のゆとりや感性を高めていたように感じます。
毎朝同じ時間にウォーキングしたり、旬の食材で料理をしたり、
部屋にお花を飾ったり、というのも季節の移ろいを感じやすいですね。
五感を刺激し、感性を磨くことで、美意識が高まると所作も変化してきます。
自分の感性を刺激する何かをいくつか持っておきたいですね。
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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