VOL.566『年数ではなく時間で計算する』

前回、

「数値化すると、あいまいなことが明確になる」

という記事(VOL.565『親と会うのはあと何回?』)を書きました。

今回もちょっとだけ関連した内容です。


よく、

「日本人は中高6年間も英語を勉強しているのに全然話せるようにならない」

と言われたりしますよね。

これってちょっと騙されるなぁ…と思っています。

たしかに中高で英語の授業はあるけれど

「6年間」勉強しているわけではないですよね?


たとえば、

一日1時間の勉強を週に1回、6年間つづけた人は、

1時間×52日×6年=312時間


一日3時間の勉強を毎日欠かさず1年間つづけた人は

3時間×365日×1年=1095時間


「1年毎日勉強した人」は、「週一で6年勉強した人」の

3倍勉強したことになります。


「6年間やってきた」というと、

なんとなく、すごく長くやってきたように感じてしまうけれど、

実際に本気で取り組んだ時間は意外と少ないんですよね。


「何年もやったのに全然できるようにならないなんて、私には才能(センス)ないのかも…」

と思ってしまうこともありますが、

才能(センス)があるかどうか判断できるほど、実際はまだやっていないかもしれません。



携わった「年数」だけで、自分に向いてないかもと思ってしまうのはまだ早い。

たった数ヶ月でも、寝食忘れて本気で取り組んで、

その上で「なんか違う」と思ったなら、きっぱり諦めがつくかもしれない。



【年数】ではなく、【時間】で計算してみる。

それによって、あいまいにしていたことが明らかになっちゃうかもしれないけれど

大事なことだと思います。(自戒を込めて…)


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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

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