VOL.357【相手の立場に立つために】
所作・礼儀作法を支える土台は
【想像力】です。
礼儀作法を学ぶことは、人の気持ちを学ぶこと。
気配りのできる人、やさしい人、思いやりのある人は、
みんな想像力が豊かな人。
年齢、性別、育ってきた環境、学んできたこと、経験したこと、
誰一人として同じ人などいないから、
自分にとって嬉しいことが相手にとっても嬉しいとは限らないし
自分にとって嫌なことが相手にとっても嫌とは限らない。
自分だったらこう思う、が通用しないことも多い。
ベストよりベターを
人間関係の中で、「正解」なんて一つじゃないから
想像力と尊重の気持ちをもって「ベターな言動」を判断するしかない。
それでも間違うことも多々あるけど、「間違う」という ”経験” もすごく大事。
想像力を高める方法は色々あるけれど
一番良いのは、人生経験を積むこと。
良いことも悪いことも、自分が一度でも経験したことは想像しやすい。
なので、年齢を重ねれば重ねるほど、想像力・共感力は高まっていく。
とにもかくにも
自分にとっての”正しい”が
相手にとっても”正しい”とは限らない、
という当たり前の大前提を常に心に刻みつつ、
想像力をフルに働かせること。
様々な人たちと関わり、失敗したり、たまには成功したり
辛いことも、嬉しいことも、いろんなことを経験しながら
相手の立場に立って考えられる想像力を磨きたいですね。
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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