VOL.532『たかがペン、されどペン』
神は細部に宿るんだなぁと感じた話をします。
先日、親知らずの抜歯をしてきました。
横向きに半分埋まっていたので、歯医者ではなく口腔外科で抜くことに。
私の場合、心臓のリスクもありますし、
歯茎を切開する抜歯は初めてで、やっぱり怖い>_< ということで、
良さそうな口腔外科をかなり慎重に探して決めました。
そして迎えた初診の日。
どこの病院でも最初に問診票を書くわけですが、
その時に渡されたボールペンが
びっくりするほど書き心地が良かったんです。
ちょっと感激して、思わず娘にLINEしてしまったほど(笑
そんな、たかがボールペンでそんな大げさな…、と思われるかもしれませんが、
小さな部分にまで、きちんとこだわりをもって選んでいるんだなぁ…
というのが伝わってきたんですね。
実際のところ、問診票を書くペンなんて普通に書ければいいわけですよね。
どんなペンでも全く問題ありません。
そんな、一見なんでも良さそうな些細なところにまで気を配っている病院なら
それ以外もきっとちゃんとしてるんだろうな と思えて、信頼感が上がったんです。
たかがペン、されどペン。
人の心は繊細で、第一印象の良し悪しは、
本当にちょっとしたことだったりします。
レッスンの中で、私はよく
「なにげない小さな所作が集まって、その人の全体の雰囲気が作られる」
ということを言うのですが、
細部を疎かにしない姿勢はやっぱり大事。
そんな小さなことイチイチ気にしないよ、という方もいるかもしれませんが、
それでも雰囲気で何かしら感じ取っているはず。
所作美人は、
小さな所作にも意識を向けられる人、です。
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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