VOL.546『所作の習慣化』
せっかく所作を学んだら、
それを自分の日常生活に【新しい習慣】として
取り入れて(落とし込んで)こそ、はじめて意味があります、
ということをレッスンでよく言っています。
とはいえ、習慣化は言うほど簡単ではなくて、
私自身も、わりとスムーズに取り入れられることもあれば
何度やっても三日坊主で終わることもあって
一筋縄ではいきません。。。
習慣化するための方法はいろいろありますが、
今までとは違う所作を新たに習慣にしたいと思ったら
その所作だけでなく、
『直前の動作から意識』
してみるといいかもしれません。
たとえば、
「玄関で靴をきちんと揃えて家に入る所作」を学び、
それを家でも実践して習慣にしたいと思ったとしても
実際やってみると
荷物が多かったり、
子どもが一緒だったり、
雨に濡れていたり、
疲れて帰ってきたりすると
玄関の所作のことなど完全に忘れてしまいます。
そこで、玄関に入ってからではなく、
その「直前の動作」から見直せないか考えてみます。
玄関なら、靴を脱ぐ前に
・カギを開ける
・ドアを開ける
・ドアを閉める
・カギを閉める
・カギを置く
・荷物を置く
などの動作があるので、
自分が家に入る時の一連の動作を分析してみて
意識しやすいところからスタートします。
バタバタしていても、ドアを開ける前に
ふぅーと息を吐いて一呼吸おくとか
きれいな陶器の器にカギをおくとか
ひとつ動作を加えるだけで落ち着いて靴を揃えられたりします。
きちんとしたい所作の「直前の動き」から
なにか意識できることはないか、
普段の自分の行動を、ぜひ“分解”して考えてみてくださいね。
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を！
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