VOL.319『文章には”人”が表れる』
ここ数年、
人が書いた文章を読むとき、
書いてある”内容そのもの”よりも
「どんな気持ちでこの言葉を選んだのだろう」
「どういう気持ちから、この表現の仕方になったんだろう」
と、感じながら読むようになりました。
レッスン後に、生徒さんが書いた「振り返り」のコメントを読んでいても
言葉少なに、一言だけポロっと書く人
思いをぎっしり文章にして伝えようとする人
淡々と箇条書きにする人
素直な気持ちを喋るように書く人
色々思うことはありそうなのに、うまく言葉にできてない人
などなど…
その人の「人となり」が見えてきます。
「自分の言葉」になっているか
一番よくないなぁと感じるのは、
自分自身が感じたことではなく、
優等生的な「正解っぽいこと」を書くこと。
どんなに「良さそうなこと」や、「深そうなこと」が書いてあっても
本心じゃないな、というのは透けて見えてしまう。
”こういうこと書いておけば間違いないでしょ?”
という感じの、空気を読んだ無難なことばかり書いていると
だんだん自分の「本当の気持ち」がわからなくなってくる。
文章の上手い下手はあまり関係なく、
大事なのは「温度」が伝わること。
そこに「自分」がいること。
ちょっとしたメモでも、LINEでも、メールでも、
文章を書くということは
自分の気持ちと一瞬 向き合うことになる。
自分と向き合える大事な機会を
おざなりにするのは勿体ないです(^_^)
きれいな文章より、
素直な文章の方が、
はるかに魅力的です。
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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