VOL.426『筋肉と対話しよう』

今日は、

自分の体としっかり向き合う

というお話です

 

たとえば、

イスに座ると膝が開いてしまう方は

女性でも多いですが、

脚(膝)を閉じて座っているときは

内転筋(内もも)をしっかり使っています。

 

きれいな姿勢のまましゃがむときは

大殿筋(お尻)、

大腿四頭筋(前もも)、

腓腹筋(ふくらはぎ)、

腸腰筋(上半身と下半身をつなぐインナーマッスル)、

を使っています。

 

所作のきれいな人は指先もきれいに揃っていますが、

指を閉じるときは掌側骨間筋(しょうそくこっかんきん)

という筋肉が働いているし

 

素敵だなと感じる笑顔は、

目元を優し印象にする眼輪筋、

口元を自然と引き上げる大頬骨筋

唇の周りを囲んでいる口輪筋

などなど細かいたくさんの筋肉が動いています。

 

要は、美しい所作においては、

見た目以上に筋肉をしっかり使っている

ということなんですよね。

体を怠けさせていません。

 

 

所作のレッスンでは

普段使わない筋肉をたくさん使うので

筋肉痛になる方が結構いらっしゃいます。

 

美しいお辞儀をする際、

そけい部(脚の付け根)からしっかり倒すと

ハムストリングス(太ももの裏)がピンと張ります。

背中の丸まったお辞儀では

ハムストリングスは張りません。

自分がきれいなお辞儀ができているかどうかは

鏡を見なくても、太ももの裏で判断できるわけです。

 

所作を意識する、というのは

自分の体と向き合うこと。

 

物を静かに置こうと思ったら

テキトウに置くより腕の筋肉を使います。

どこの筋肉が使われていて

どこが伸びていて

どこが緩んでいるのか、

どこに力が入っていて

どこは力が抜けているのか

など、自分の体に意識を向けて

一つ一つ感じ取っていきます。

 

筋肉をしっかり使うと

所作が美しくなり、

身体が引き締まり、

メンタルも安定します

 

筋肉の名称を覚える必要は全くないですが、

自分の筋肉の動きに意識を向けるだけで

自分が今どんな振る舞い方をしているのか、

具体的に見えてくるのでオススメです(^_^)

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

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