VOL.350『やさしい気持ちを持てない場合(前篇)』
大辞泉によると、
「礼儀」
対人関係での気配りや敬意、慎みの気持ちにもとづく行動の規範
とありました。
シンプルに言えば、【相手を大事に思う気持ち】でしょうか。
(1) 人ときちんと向き合いたい(気持ち)
⇒(2) ちゃんと挨拶する(行動)
(1)相手の時間を奪いたくない(気持ち)
⇒(2)遅刻しないようにする(行動)
(1)訪ねてきてくれて嬉しい(気持ち)
⇒(2)精一杯おもてなしする(行動)
(1)相手を不快にしたくない(気持ち)
⇒(2)言葉を選んで話す(行動)
(1)心地良い時間を過ごしたい(気持ち)
⇒(2)汚い食べ方をしない(行動)
…などなど。
(1)の礼儀の心が、
(2)の具体的な行動の基になっている
(1)の心がない場合、
おざなりな挨拶で済ませたり、
しょっちゅう遅刻したり、
物を雑に扱ったり、
良くない言葉を使ったり、
ということになる。
ちなみに、
(2)の「行動の仕方」が『作法』です。
すでに(1)の心があるのであれば、あとはそれを表現(行動)すればいいだけ。
もしうまく表現できないのであれば、所作を学ぶといいです(^_^)
「気持ち」がない場合はどうする?
問題は、
そもそも(1)のような気持ちを持てない場合。
(常に持てないわけではなく、Aさんには思いやれるのに
Bさんには思いやれないとかもあるかもしれませんね)
いずれにしても、
(1)の気持ちがなければ、
(2)の行動なんて起こるわけないので、
まずは、そういう気持ちを持てる自分になる必要があるわけですが…
そんなこと言ったって
思えないものは思えないですよね。。
…じゃあどうするか。
気持ちが持てないなら、
先に『行動』するしかないんですね。
(2)の方からいくわけです。
するとどうなるの?
ちょっと長くなったので、つづきは次回に(^_^)
*~*~*~*~* ~*~*~*~*
今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
★2018年までのメルマガバックナンバーは こちらのブログで全て読めます。
★2019年以降のバックナンバー一覧は、こちら からどうぞ。