VOL.422『いただきます』どう言うか問題

いただきますの時、

 

1、手を合わせて「いただきます」と言う

 

2、手を合わせ、箸を手に挟み持って
「いただきます」と言う

 

3、手は合わせず、言葉だけで、
あるいは軽くお辞儀をして「いただきます」と言う

 

あなたはどのタイプですか?

 

 

少し調べてみると、

箸を持ちながら言うのは間違いだ!

いや別に間違いではないんだ!

など色々な意見があって興味深いですが、

結局、唯一絶対の正解はありません。

 

神道を由来とした考え方では
箸を持っていただきますを言うとか、

仏教を由来とした考え方では
箸は持たずに合掌していただきますを言うとか、

礼法を由来とした考え方では合掌はしないとか

諸説ありますし、時代によっても、地域によっても変わるので、

色々なやり方があって当然です。

どれが正解、間違ってる、なんて簡単にはいえません。

 

 

ちなみに私は・・・

基本的に3番(ときどき1番)のタイプです。

 

箸を持たずに「いただきます」と言う理由は、

「いただきます」を言う前に箸を取り上げるのは、

順番が逆であろうと感じるからです。

 

何度も言いますが、

作法に唯一絶対の正解なんてない、

というのが私のスタンスです。

 

なので、色々なやり方がある中で、

自分はどのやり方(考え方)を採用するのか、

それはどうしてなのか、という理由が

自分の中で明確になっていれば

色々な意見に振り回されなくなるでしょう。

 

「いただきます」という言葉は、

命を頂くことへの感謝の言葉であり、

調理してくれた人、食材を作ってくれた人

食材を運んでくれた人、などなど

自分の口に入るまでに関わってくれた

全ての人(命)に感謝する言葉でもあります。

 

そして箸は、食べる人と食べられる命を

橋渡しする道具であるとも考えれています。

 

そんなことを改めて考えてみると

いつもの「いただきます」も

少し違ってくるように感じられますね(^_^)

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

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