VOL.486『自分軸と自己中』

前回のメルマガで、

「自分の行動基準を他人に委ねず、

自分がどう振る舞うかは自分で決める。

そう自分軸で行動するとストレスが減る」

ということを書きました。

するとその後のレッスンで生徒さんが

「自分軸って自己中と紙一重な気がするんですよね…」

とおっしゃっていたんです。

 

うん。たしかに似ていますよね。

が、自分軸と自己中は全く違うもの。

ではどう違うんでしょう?

 

 

一番大きな違いは、『自他尊重』できるかどうか。

 

自分軸の人は、自分のことも相手のことも大切にできる。

自分にとって大事な気持ちや考えがあるように

相手にとっても大事な気持ちや考えがある。

自分の考えや在り方を尊重できるから

相手のことも同じように尊重できる。

 

自己中な人は、それができない。

自分と違う価値観を認めることができない。

あるいは、相手が違う考えを持っていると

自分が否定されたと感じてしまう。

そして自分の考えに固執してしまう。

その根底には、おそらく「根本的な自信のなさ」がある。

 

・自分軸と自己中

・自信と傲慢

・謙虚と卑屈

・誇りと驕り

などなど、

「似てるけど違う言葉」の意味を掘り下げていくと、

その言葉の本質が見えてきたりします。

 

そして、自己中、傲慢、卑屈、驕り…といった言葉を眺めていると、

どれも背景に「自信のなさ」が見えてくる気がします。

やっぱり(本当の意味での)自信って大事なんですよね。

 

では自信を持てない人はどうしたらいいのか。

このメルマガでも何度か書いていますが

大事なことだと思うので、改めて次回取り上げてみますね。

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

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