VOL.548『日常ときどき非日常』

「ハレとケ」という言葉があります。

「ハレ」は、冠婚葬祭や年中行事など特別な日のこと(非日常)

「ケ」は、普段通りの日のこと(日常)


日常生活は、毎日だいたい同じようなことの繰り返しです。

朝起きて、仕事をして、買い物に行って夕飯の支度して、

お風呂入って寝て、また朝起きてー。

こんな、日々繰り返される何事もない日常が「ケ」

そういった生活に変化を生むのが、年中行事などの「ハレ」

先日の中秋の名月では、月見団子を作って供え、

小豆をコトコト炊いたあんこを添えて

夜に家族で美味しく食べました。

普段はやらないこと(非日常)なので

まさに「ハレの日」という感じで、無性に楽しくワクワクしました。

私が入院していた病院は、食事がとても美味しくて、

七夕や雛祭り、秋分の日や節分などに「イベント食」として

年中行事にちなんだ献立が出されます。

淡々と過ごす入院生活において「ハレの日」の食事は嬉しくて

まさに「ご馳走」です。

昔ながらの伝統的な年中行事も、

旅行に行ったり、キャンプしたり

好きなアーティストのライブに行くことも

一時、日常を忘れさせてくれるハレの日。

大半が地道な日常である中、時折「非日常」があることで

暮らしにメリハリが生まれ、何事もなく無事に過ごせる日々が

かけがえのないものだと実感できます。


*~*~*~*~* ~*~*~*~*

今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

★2018年までのメルマガバックナンバーは こちらのブログで全て読めます。

★2019年以降のバックナンバー一覧は、こちら からどうぞ。