VOL.417『圧倒的かつ徹底的に』
ある英語の講師をしている方が、
高い英語力を身につけようと思ったら
１、まず基本動詞や基礎文法を
圧倒的に深いレベルで理解し、
徹底的に使いこなせるようになること
２、その上で大量の英語に触れること
結局はこの２つだと思うんだよね、と言っていました。
大事なのは、１の
基礎を “圧倒的に深いレベル” で理解し、
“徹底的に” 使いこなせる、ということ。
have、take、give、make、go…、
といった簡単な動詞ほど奥が深い。
これらを“理解している”ではなく、
圧倒的に深いレベルで理解し、
自分のものになっている。
それが土台であり柱になるんですね。
その上で、たくさんの英語に触れ、
大量にインプットし、アウトプットし、
語彙を増やし、実践を積み……とやっていく。
これを所作に応用するならば、
基礎にあたるのは、
姿勢や歩き方、手さばき、足さばき、箸の上げ下ろしなど。
まずはここを徹底的に自分のものにする。
理解し、納得し、何度もくりかえし、
頭で考えなくても体が自然と動くようにする。
「分かる⇒できる⇒習慣になる」でいえば、
完全に習慣になっている状態に持っていく。
その上で、いろいろな知識を増やしていく。
知識は本でもネットでもいくらでも手に入るから
興味をもって教養を深めていく。
さらに、色々なところへ足を運んで、
実際に経験する。実践する。
フォーマルな場所へ行く。
たまにはメールではなく手紙を書く。
少し緊張する人と会う。
などなど。
「基礎」という「骨組み」がしっかりできたら
そこに教養や実践で肉付けしていく。
ということで言うと、
私の講師としての役割は、
この「基礎」の部分を丁寧にお伝えし
身につけてもらうことなのだと思っています。
ともあれ今日お伝えしたかったことは、
基礎ほど奥が深い。
太いしっかりとした柱を立てるつもりで
“徹底的に”自分のものにすると心がけよう、
ということでした(^_^)
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を！
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