VOL.352『泥のついた大根』
私の大好きな話に、
美輪明宏さんの「泥のついた大根」があります。
『”ありのままの私を受け入れて”
なんて、ありのままのお前が
なんぼのもんじゃいっていうのよ。
例えば、大根だって
泥を落として、皮をむいて
千切りにするなり、ちゃんと料理して
お皿にもって「はい、召し上がれ」って
それで美味しく受け入れられるでしょう。
畑から抜いたままの泥だらけの大根を
突き出して、さあ食えって、
失礼だと思わない?
人格も同じですよ。
礼儀作法も何も洗練されたものがなくて
ありのままでとか、
けだものじゃありませんか』
自分らしさが消えることはない
礼儀作法とか所作を意識すると
自分らしくなくなってしまうんじゃないか
と感じる方がたまにいるのですが、
それは全く別の話。
どんなに洗っても、刻んでも、
大根は大根。
個性は消えません。
礼儀作法は、建築でいう
「基礎工事」のようなもの。
しっかりとした土台があって、
その上に、近代的なビルだったり
昔ながらの一軒家だったり
おしゃれなマンションが建ったりする。
上にはいろいろなものが建つけれど
それもこれも、
土台がしっかりしていればこそ。
礼儀作法は土台
その上にどんな自分を建てるのも自由!
礼儀作法という土台があるからこそ
周りの人たちと良い関係を築きながら
自分らしく、自由に振る舞えます(^_^)
2020年も、より自分らしくあるために
所作・礼儀作法という土台を築くための
ヒントを粛々と送ってまいります☆彡
来年も、宜しくお願いいたします。
2019年、お付き合いくださった皆さま
本当に、ありがとうございました!
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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