VOL.473『主人公であること』

街を歩きながら、色々な人の

歩き姿や立ち姿、電車での座り姿などを見ていると、

じつに様々な立ち方や座り方や歩き方があって、

本当に個性に溢れているんですよね。

 

その佇まいには、その人の20年、30年、40年、50年…と

これまで生きてきた歴史が詰まっていて、

その人の性格や価値観、育ってきた環境、

いままで取り組んできた趣味や仕事などなど

いろいろなことが影響し合って、今の姿になっている。

 

私の教室に来て下さる方々は、今の自分の立ち居振る舞いの何らかを

改善したい、もっと良くしたいと思っているわけですが

今のその方の姿は、これまでの生きてきた証なのだと思うと

どんな姿勢や振る舞いであっても、とても愛おしく思えてきます。

 

 

「主人公」という言葉は、ドラマや映画の主役という意味で使われますが

実は「主人公」は禅語で、「本来の自分」という意味なのだとか。

 

”本来の自分” とか ”自分らしさ”って、

分かるような、分からないような漠然としたものだけれど、

自分の佇まい、立ち方や歩き方を改めてじっくり見つめてみることは、

本来の自分を知る一つのヒントになるような気がします。

 

もし背中を丸めて歩いていたとしたら、

その歩き姿には、自分の価値観や内面を知るヒントが隠されている。

それに気づいた上で、

だとしたら自分はどう在りたいのか、

どうなっていきたいのか、と考えると、

進むべき目標がより明確になるんじゃないかと思います☆

 

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

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