VOL.445 【姿勢編14】『ウォーキングの効果』
前回、ウォーキングのフォームを取り上げました。
ぜひフォームを意識しながら毎日颯爽と歩いて頂きたい、ということで、
ウォーキングへのモチベーションをより高めるために
今回は、ウォーキングの効果を具体的にたくさん挙げていきたいと思います。
【1,脂肪燃焼効果】
これはイメージしやすいと思います。
ダイエットを意識して歩くのであれば、汗ばむくらいの速度で歩きます。
有酸素運動では体内に多く蓄積されている脂肪をエネルギーとして消費します。
ウォーキングのように負荷低めの運動は長く続けることができるので、
その分、消費エネルギーが増え、脂肪燃焼効果に繋がります。
ウォーキングの前に軽く筋トレすることで、より効果を上げられますし、
さらに効率的に脂肪を燃焼させるなら『心拍数』を活用します。
脂肪が最も燃える心拍数範囲を「ファットバーンゾーン」と言いますが
これは人によって違うので、計算で出します。
計算方法をここで説明すると長くなるので
分かりやすく教えてくれているサイトのリンクを張っておきます。
『心拍数を意識した有酸素運動で効率よく脂肪燃焼』
https://cp.glico.jp/powerpro/sports/entry114/
私は、スマートウォッチを購入し、お風呂の時以外はずっと身につけて
常に心拍数を測るようにしたところ、
ウォーキングの質がかなり上がり、モチベーションもかなり高まりました。
本気でダイエットしたい方にはオススメです。
スマートウォッチを使わなくても、
手首に指先を添えて脈拍を数えるのでも十分です。
「数値化」することで意識が変わります☆
【2,健康面】
健康面の効果は本当にたくさんあります。
まだ若い方でも、未来の自分のために今から意識しておきたいことです。
・血圧を下げるので、脳卒中や心筋梗塞の予防につながる
・血糖値を下げるので、糖尿病の予防につながる
・歩くことで骨に刺激が与えられ、骨密度が上がり、骨粗鬆症の予防になる
・毛細血管が増えて血流がスムーズになるので、冷え性、胃腸の不調が改善する
・血行が良くなり新陳代謝が上がることで、肌や髪がきれいになる
・血流が改善すると脳の細胞が活性化するので、認知症の予防にもなる
などなど、細かく挙げればキリがないです。
また、これまでずっとお伝えしてきたことですが、
ウォーキングによって抗重力筋が刺激されれば、
姿勢が改善され、悪姿勢による不調(腰痛、肩こり、頭痛など)も緩和されます。
抗重力筋を活性化することはサルコペニア(加齢による筋力低下)の予防にもなります。
サルコペニアなどまだまだ先のこと…と思うかもしれませんが、
30代から緩やかに筋力低下は始まっています。
早めに対処し始めたいですね。
【3,メンタル面】
メンタル面への効果を期待するのであれば
「朝」のウォーキングです。
「朝日を浴びながらリズムよく歩く」ことでセロトニンが活性化されます。
セロトニンは、精神の安定、集中力を高める、自己肯定感を高める、
といった働きをする神経伝達物質です。
朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、
自律神経のバランスも整えてくれます。
セロトニンは、睡眠ホルモン「メラトニン」の原料でもあるので、
夜の睡眠の質も上がります。
不眠気味の方や、睡眠が浅いと感じる方は、朝ウォーキングです。
心を落ち着けたい、整えたい、という場合は
あまり速く歩かず、呼吸に意識を向けて、
ゆったりとしたリズムで歩きます♪
――――――――
いかがだったでしょうか。
なんとなく歩きたくなってきたでしょうか(^_^)
ウォーキングには、本当にたくさんのメリットがありますが
それらの効果を実感するためには、やはり「継続」が必要です。
私は、あることを知ってから、
ウォーキングを細く長く継続できるようになりました。
それが、
「ウォーキングは”歩き貯め”ができる」
ということ。
「寝貯め」や「食い貯め」はできないけれど、
「歩き貯め」はできる!らしいのです。
たくさん歩ける日もあれば、
ぜんぜん歩けない日もあるけれど、
それでいい、と。
調子のよい時にたくさん歩いておけば
次の日歩けなくても大丈夫。
そう思えたら、すごく気が楽になりました。
健康のために、ダイエットのために、
毎日歩かなきゃ…ではなく、
陽の光をあびて、風を感じながら、
景色や季節の移ろいを楽しんでいれば、
いつの間にか、歩くことが大好きになっているはずです(^_^)
*~*~*~*~* ~*~*~*~*
今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
★バックナンバー一覧は、こちら からどうぞ。
★2018年以前のメルマガバックナンバーは こちらのブログで全て読めます。