VOL.282 『間違えること』
物事を効果的に学習したり身につけるためには、何が大切なのか。
東京大学の脳神経科学などを研究するチームが出した結論は、
『よく考えてから、間違えること』だったそうです。
間違えるまでのプロセスに目を向ける
くわしい研究内容は省略しますが、ラットを使った実験によって、
”じっくり考えて間違えた場合” と
”すばやく選んで間違えた場合” を調べていくと、
すぐに判断したラットより、長い時間をかけて、
考えた末に間違えたラット の方が、最終的な学習効果が高かったのだそう。
”間違えた”という結果ではなく、
”間違え方”というか、間違えるまでのプロセスが重要なのですね。
稽古もたくさん間違えていい
所作の稽古でも、最初はうまくできなくて当然であるものの
人前で失敗したり間違えたりするのはやっぱり恥ずかしいもの。
でも、少なくとも教室はたくさん間違えていい場所です!
恥ずかしがらず、いっぱい間違えたり失敗してほしいと、いつも思っています。
ただし!安易にどんどん間違えるのではなく
ちゃんと考え、しっかり取り組んだ上でたくさん間違える!
そのほうが学習効果が高いと、東大の教授が教えてくれましたから^^
一回一回なにかをつかむ気持ちで、思慮深くプロセスを大切にしたいですね。
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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