VOL.447【姿勢編16】『姿勢にとって良くないこと 5選』
今回のテーマは、
良い姿勢を維持できる体作りのために、
筋力のバランスを崩さないために、
体をゆがませないために、
なるべくやらない方がいいことを
5つ、挙げてみようと思います。
どれも分かりきってることなのですが
ついやってしまいがちなことです。
再確認をして、やりそうになったら
はっ!と気づけるようにしておこうと思います。
1, 脚を組む
脚を組むから体がゆがむのか、
体がゆがんでるから脚を組みたくなるのか。
組んでおかないと膝が開いてしまう、という場合もありますね。
ずっと同じ体勢で座っていると疲れるので
気分転換に少し脚を組むとかであれば問題ありませんが、
座るとすぐに組む、ずっと組み続ける、となると良くありません。
基本的に、脚を組む人は、内転筋(内もも)が弱くなっているので、
内ももを鍛えるエクササイズを集中的に行ったり、
座っているときに膝をぎゅっと閉じるだけでも内ももは鍛えられます。
内転筋を意識するようになると、自然と脚を組まなくなりますよ。
2,頬杖をつく
顔も体もゆがみますし、美容的にも、人に与える印象的にも良いことがありません。
考え事をしたり、心理的な側面もありますが、
頭は約5kgの重さがあり、その重さを支えつづけるだけの
筋力が低下している可能性が大いにあります。
首~肩にかけての筋肉を鍛えることで頬杖をつく頻度を減らせるかもしれません。
(ストレートネックの回で首周りの筋トレを紹介しています。)
脚を組む、腕を組む、頬杖をつく、肘をつく、といった“ラクな姿勢”をとることは、
現時点ですでに筋力がないか、続けることで筋力低下につながります。
内もも、肩回り、首周辺を鍛えることで、
そういった体勢をしなくても済むようになっていきます。
3,合わない靴を履いている
おしゃれを優先して、多少の歩きにくさに目をつぶってしまうことってありませんか?
(私は良くありました…)
合わない靴は、足のトラブルのみならず、
歩き方も崩れ、姿勢、体のバランスも崩れます。
無料で足型測定してくれるスポーツショップもあるので
一度活用してみるのも良いですね。
私も以前やってもらったのですが、
ミリ単位で、足の長さ、幅、甲の高さを計測してくれて
土踏まずのアーチの状態も分かります。
私は甲の高さが左右で全然違っていて驚きました。
学生の頃、足に合わないローファーを履き続けたことで、
かなり体を歪ませてしまったと感じています。
体の土台となる足元ですので、大事にしたいですね。
4、片脚に体重をかけて立つ
駅で、向かい側のホームに立っている方々の姿勢を見ていると、
ほとんどの方がスマホを見ながら、片脚に体重をかけています。
当然、背骨は歪み、骨盤の高さ、肩の高さも変わります。
私は、駅で電車を待っている間や、信号待ち、
エレベーターに乗っている間、レジの順番待ちをしている間…などは、
『姿勢をリセットする時間』といつも言っています。
せっかく立ち止まっている時なので、
頭~肩~中心軸~骨盤…と上から順々に整えて、リセットしてから
歩き出すようにしてみてくださいね。
5,良くないフォームで歩き続ける
歩くことは、全身の抗重力筋を使うので、
姿勢改善につながり、セロトニンが活性化され、
自律神経のバランスも良くなってメンタルケアにもなるので
ずっとオススメしてきましたが、
良くないフォームで歩き続ければ、
バランスの悪いまま筋肉を鍛え続けることになってしまって、
かえって体の歪みを助長させてしまいます。
せっかく歩くのであれば、正しいフォームで
バランスよく筋肉を使って歩かないと、本当にもったいないです。
一歩も歩かない日、というのはないと思います。
毎日行っている「歩く」という行為の積み重ねが、未来の自分の体を作っている。
そんな風に思うと、自然と背筋が伸びてくるのではないでしょうか(^_^)
【姿勢編14】『歩く姿勢』
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ということで、
姿勢にとって良くないことを5つ挙げてみました。
他にも色々あると思いますが、共通していることは、
体のバランス、筋肉のバランスを意識することかと思います。
ついラクしそうになったときには、思い出してみてくださいね。
【姿勢編】第16回『姿勢にとって良くないこと5選』は以上です。
今週もお疲れさまでした♪
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今日は残りの人生で一番若い日♪
凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!
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