VOL.622『相手の立場に立つ練習』

「所作を丁寧にする」とは?

復習12週目のテーマは【物の渡し方】です。

「人にものを渡す」という動作は、誰でも日常的に行っていると思います。

スマホ、エアコンのリモコン、ボールペン、書類、はさみ、傘、

醤油差し、取り皿、飲み物…etc

例を挙げればキリがありませんが

家でも職場でも頻繫に行うやりとりです。

そんな、人に物を渡すときの所作。

普段どれくらい意識していますか?

あるいは、どんな風に意識していますか?

どう渡したら受け取りやすいか

使いやすいか

安全に渡せるか

落としたりしないか

相手の利き手側に向いているか

渡す自分の手が邪魔になってないか

相手に向かって正面になっているか

大きなものや長いものの場合は、周りの邪魔にならないか

などなど…

意識しようと思えば、ポイントはたくさんあります。

「正解」があるわけではないので

相手と状況に合わせて、臨機応変に考える必要もあります。

とっさに上手くできないことも多いけど

普段から「考えるクセ」をつけておくことに意味があります。

上手くできるかどうかよりも

いかに頭と心を使えるかどうか。

物の渡し方は、

“相手の立場に立って考える”ための、ものすごく良い訓練になります。

物の渡し方の所作、というと

手土産や名刺などの渡し方といった “ちゃんとした場面” をイメージされがちだけど

ごくごく普段の、

「ちょっとスマホとって」

「そこの醤油とってもらえる?」

といった日常の場面で

ほんの少し意識を積み重ねることが、所作を変えるのだと思っています。

◆所作美人のヒント◆

物の渡し方は、日常で頻繁にできる

相手の立場に立つ練習

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今日は残りの人生で一番若い日♪

凛とした姿勢と温かい言葉で充実の一週間を!

所作で女性は変わる【 仁礼塾 】HP

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